ド軍、惨敗2連敗で崖っぷち 4暴投6四球で6失点…頼みの大谷は2戦無安打、打線14K

第2打席で空振り三振に倒れるドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
第2打席で空振り三振に倒れるドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷は2試合連続ノーヒットと沈黙

【MLB】Bジェイズ 6ー1 ドジャース(日本時間30日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4打数無安打に終わった。2試合連続ノーヒットでポストシーズン打率.250。チームは2連敗を喫して対戦成績2勝3敗で王手をかけられた。

 2点を追う6回1死。大谷が放った痛烈なライナーは、ダイビングキャッチを試みた右翼バーガーのグラブに収まった。打球速度117.3マイル(約188.8キロ)の鋭い打球だった。マウンド上のイェサベージは両手をあげて喜んだ。

 9月にデビューしたばかりの新人イェサベージを打ち崩せなかった。初回先頭は投ゴロ、3回2死は外角低めのスプリットに空振り三振を喫した。5点差が開いた8回2死一塁は痛烈な一ゴロだった。

 先発スネルは初回、先頭・シュナイダー、ゲレーロJr.と2者連続被弾。ワールドシリーズで先頭から2者連続本塁打は史上初で、たった3球で2失点した。4回も先頭・バーショの右翼線三塁打からクレメントの中犠飛で失点。6回2/3で7奪三振6安打5失点だった。7回は1イニング3暴投に3四球が絡んで2失点した。

 8回も暴投からピンチを招いてダメ押し点を献上。チームは4暴投、6四球と自滅した。三塁側の観客は試合終盤に帰路につき、「レッツゴー、ブルージェイズ!」のコールも響いた。2番・スミス、3番・ベッツと組み替えた打線は、イェサベージに7回12奪三振3安打1失点と封じられた。投打で精彩を欠いた。

 31日(同11月1日)の第6戦はブルージェイズの本拠地トロントで行われる。ドジャースは山本由伸、ブルージェイズはケビン・ガウスマン両投手が先発する。

(Full-Count編集部)

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