敵将明かした“大谷封じ”の理由 2発4安打→2戦快音なしに「弱い当たりになっている」

会見で質問に答えるブルージェイズのジョン・シュナイダー監督【写真:荒川祐史】
会見で質問に答えるブルージェイズのジョン・シュナイダー監督【写真:荒川祐史】

シュナイダー監督「彼は悪くない球を打ってるが私たちの制球はよくなった」

 ドジャースの大谷翔平投手は31日(日本時間11月1日)に敵地でブルージェイズとのワールドシリーズ第6戦に挑む。直近2試合は無安打。移動日となった30日(同31日)にロジャースセンターで会見を行ったブルージェイズのジョン・シュナイダー監督が“大谷封じ”の理由を明かした。

 大谷は第1戦で自身ワールドシリーズ初本塁打を放った。延長18回の激闘となった第3戦では2本塁打を含む4打数4安打5四球。4つの申告敬遠もあり全9打席で出塁する離れ業を見せた。しかしその後は第4戦が3打数無安打1四球、第5戦が4打数無安打と快音は響いていない。

 シュナイダー監督は「彼は悪くない球を何球か打っている。二塁打になったり、本塁打になったり。でも、(大谷に対して)私たちの制球はよくなった。球種、球速、コースなどを変えることによって、目線を変えている。ここ2試合は狙ったコースに制球できているから、(結果的に)弱い当たりになっている」と分析した。

 ブルージェイズにとっては32年ぶりのワールドシリーズ制覇まであと1勝。第6戦でも大谷への攻め方が鍵を握ることは間違いないだろう。

(Full-Count編集部)

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