大谷翔平が“No.1アスリート論争”に浮上 史上初偉業は確実…米主張「GOAT」

トロフィーを持つドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
トロフィーを持つドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

ドジャースは2年連続の頂点…21世紀初の偉業

【MLB】ドジャース 5ー4 Bジェイズ(日本時間2日・トロント)

 ドジャース・大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦に「1番・投手」で投打同時出場。投打では3回途中5安打3失点。バットでは2安打3出塁の活躍だった。チームは21世紀初のワールドシリーズ連覇を達成。この瞬間、大谷に史上初の偉業の可能性が近づき、改めて「GOAT」「何の疑問もなく史上最高のアスリート」と米ファンも最敬礼している。

 米データ会社「オプタ・スタッツ」は試合後に自社X(旧ツイッター)を更新。「MLB・NBA・NFL・NHLの歴史上、チーム加入後の最初の2シーズンでMVPを獲得し、さらに優勝も同時に達成した選手はこれまで一人もいない。ショウヘイ・オオタニは史上初の選手になるだろう」と紹介した。

 大谷は2023年12月にドジャースと10年総額7億ドル(当時1014億円)で契約を結んだ。1年目の昨季は前人未到の「54本塁打&59盗塁」を達成し、自身初のワールドチャンピオンになった。また、シーズンでは自身3度目のMVPを受賞した。そして加入2年目もドジャースは頂点に立ち、大谷自身もMVPの最有力候補と目されている。

 もはや大谷しか挑戦できない快挙が迫っていることに米ファンも納得の様子。「オオタニはあらゆるスポーツの中でも最も偉大なアスリート」「史上最高」「彼が達成するのは時間の問題だ」などと反響が寄せられた。

 全米野球記者協会のMVPは13日(同14日)に発表される。大谷の戴冠となれば3年連続4度目。歴代単独2位に浮上し、最多7回のバリー・ボンズに肉薄する。

(Full-Count編集部)

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