LA記者憤慨…大谷翔平を巡る「采配に強く反対」 感じていた異変、収まらぬ怒り「痛恨」

先発したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
先発したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

ビシェットに3ランを被弾

【MLB】Bジェイズ ー ドジャース(日本時間2日・トロント)

 まさかの結果となった。ドジャース・大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦に「1番・投手」で投打同時出場。続投した3回にビシェットに痛恨の3ランを被弾して降板した。もっとも、LA記者は3イニング目を投げさせたことに怒りを示している。

 初回から乱調だった。制球が定まらず、先頭のスプリンガーに中前打を浴びた。1死からゲレーロJr.を99.6マイル(約160.3キロ)で見逃し三振に仕留め、三振ゲッツーで窮地を脱するも、2回も2死満塁のピンチを招いた。ヒメネスを99マイル(約159.3キロ)で空振り三振に仕留めたものの、明らかに本調子ではなかった。

 初回から額から汗が吹き出し、ユニホームはびしょびしょ。それでも3回も続投したが悪夢が待っていた。スプリンガーに安打を浴び、犠打で1死二塁。暴投で三塁まで進まれると、ゲレーロJr.を申告敬遠した。そしてビシェットに初球を捉えられ、大谷はマウンド上でうなだれた。ここで降板となった。

 地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン記者は自身のX(旧ツイッター)を更新し、「ショウヘイ・オオタニは制球が定まっていなかった。いくつかのピンチを切り抜けたが、本来の投球ではなかった」と指摘。そして「3回に再びマウンドへ上げた采配には強く反対する」と主張した。

「それが原因でワールドシリーズを逃し、築き上げつつある王朝を失うことになりかねない。まったくもって痛恨の判断だ」とマッケイン記者は厳しい声を寄せている。

(Full-Count編集部)

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