約165キロのシンカーを打ち返す! ド軍マンシーの一打は今季MLB“最速”安打に
カージナルスのヒックスが投じた165キロを左前に運ぶ
投げる方も投げる方なら、打つ方も打つ方である。エンゼルスの大谷翔平のように160キロ超を投げる投手も珍しくない米メジャーリーグの世界。今季メジャー最速投手として脚光を浴びたカージナルスのジョーダン・ヒックス投手が打たれた1本の安打が脚光を浴びている。
20日(日本時間21日)に行われた敵地ドジャース戦。ヒックスは1点リードの7回2死一、二塁でマウンドに上がった。最初の打者マックス・マンシーに対して投じた3ボール2ストライクからの6球目、103マイル(約165.7キロ)のシンカーが、ものの見事に弾き返されてしまった。
三塁手の頭上を越えた打球は左前へのタイムリーとなり、試合は同点に。この一打、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」の公式ツイッター「ESPNスタッツインフォ」によると、今季のMLBでのヒットのうち、最も速い球を打ち返した安打だったという。
ドジャースの公式ツイッターもすかさず反応。この一打を動画で紹介すると、ファンからも「勝負強い。いつもの通りの勝負強さ」「彼は見ていてワクワクさせてくれる選手」「マンシー、なんてバッティングだ!!!」「マンシー!!!」と興奮のコメントが並んだ。