ゴールドマン・サックス内定→届いたオファーは「事実です」 究極の選択に慶大4番の胸中

慶大・常松広太郎外野手が自身のSNSを更新した
プロ志望届を提出し、ドラフト会議では無念の指名漏れとなった慶大の常松広太郎外野手(4年)が6日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、カブスからのオファーを受けたことを明かした。米金融大手「ゴールドマン・サックス」への就職が発表されていたが、カブス入りへ「前向きに検討」などと胸中を明かしている。
常松はSNSに「今朝の報道にもありました通り、カブスからオファーをいただいたことは事実です。現在前向きに検討しておりますので、正式な発表があるまでお待ちいただけると幸いです」と報告。カブスからのオファーがあったこと、加入に向けて気持ちが前向きになっていることを伝えた。
184センチ、89キロの均整のとれた体で繰り出す豪快なスイングが最大の魅力だ。小学3年から6年まで、親の仕事の都合で米ニューヨーク州に住んだ。中学入学に合わせて帰国し、神奈川・慶応湘南藤沢の中等部、高等部で野球部に所属。そして慶大進学後も、前年(2021年)に春秋連続優勝していた野球部で活躍した。
10月30日には、慶大野球部が4年生部員の進路をホームページで発表。一流企業が並ぶ中で、ひときわ目を引いたのが、常松の「ゴールドマン・サックス」だった。秋のリーグ戦終了後には「英語には自信があります」と語り、「(ゴールドマン・サックスで)現在予定されている仕事は、グローバルマーケッツという部門で、日本の株を海外の機関投資家に売る仕事です」と説明していた。
一流企業への内定から一転、飛び込んできた夢舞台のオファー。Xは「私のアメリカ挑戦、たくさんの方に応援していただけると嬉しいです!」と締めくくっていた。
(Full-Count編集部)