大谷翔平、3年連続ハンク・アーロン賞「皆さまに感謝」 史上2人目の快挙…1日4冠の受賞ラッシュに

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

リーグで最も活躍した打者に送られる賞

 各リーグで最も卓越した打者に送られる「ハンク・アーロン賞」が13日(日本時間14日)にラスベガスで行われた「MLB Awards」で発表され、ナ・リーグではドジャースの大谷翔平投手が3年連続3度目となる受賞を果たした。3年連続は史上2人目となった。

 大谷は今季打率.282、55本塁打102打点、OPSはリーグトップとなる1.014を記録した。3年連続の本塁打王こそ逃したものの、5年連続でハンク・アーロン賞の最終候補に入り、今年も栄誉ある賞を手にした。3度目の受賞はバリー・ボンズに並んで歴代2位となった。

 会場では故ハンク・アーロンさんの妻ビリーさんがプレゼンターを務めた。ビデオメッセージを寄せた大谷は「この度はこの名誉ある賞をいただき、また同時に投票してくださった皆さまに感謝申し上げます。特に、ビリー・アーロンと、今晩ご出席いただいているアーロン一家の皆さまに感謝申し上げます。ご主人の功績は今も生き続けています。ありがとうございます」とコメントした。

 6日(同7日)には最終候補選手が発表されており、ナ・リーグではフィリーズのカイル・シュワーバー外野手、メッツのフアン・ソト外野手ら10選手が入った。ア・リーグはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手、今季60本塁打を放ったマリナーズのカル・ローリー捕手ら10選手が候補入りし、ア・リーグではジャッジが受賞した。

 1999年に創設された同賞は、ファン投票とデレク・ジーター氏やデビッド・オルティス氏、アルバート・プホルス氏らで構成する選考委員会の投票で決められる。受賞はアレックス・ロドリゲス氏の4回が最多。3年連続はロドリゲスに続いて史上2人目となった。

 大谷はこの日、ハンク・アーロン賞に加えてリーグMVP、エドガー・マルティネス賞(最優秀DH)、オールMLBのファーストチームにも選出され、1日4冠の受賞ラッシュとなった。

(Full-Count編集部)

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