ベッツが称えた大谷翔平の難しい“役割”「ずっと座っている」 受賞ラッシュに漏らした本音

ベッツが「MLBアワード」で司会、語った大谷の“凄み”
ドジャース・大谷翔平投手に続いた“受賞ラッシュ”をムーキー・ベッツ内野手も祝福した。13日(日本時間14日)、大谷は最優秀選手(MVP)やエドガー・マルティネス賞(最優秀指名打者賞)など、1日で4冠を達成。“史上最高のDH”と呼んでも過言ではない活躍にベッツも称賛の言葉を並べた。
ベッツは、この日行われた「MLBアワード」で司会を担当。大谷がMVPに続き、エドガー・マルティネス賞を受賞した際には「ショウヘイのお子さんはThank youと言っているね。彼は受賞(ラッシュ)に飽き飽きしていないか気になるよ」と、独特な言い回しで受賞を祝った。
一緒に司会を務めた人気コメディアンのロイ・ウッドJr.氏から指名打者の役割について聞かれると「DHは難しいよ。打つ以外はずっとベンチに座っているんだ。私は(打つ以外に)遊撃を守ることをできるから、集中力を維持することができるんだ」と語り、難しい役割で結果を残し続ける大谷の偉業を称えた。
「MLBアワード」ではエドガー・マルティネス氏本人も大谷の最優秀DH賞にコメント。「打撃をいとも簡単のことのように見せるのは、難しいことだと私は知っています。今年の受賞者は(打撃を)いとも簡単に見せただけでなく、伝説級でした」と、打者として打率.282、55本塁打、102打点、OPS1.014をマークした打撃を称えた。
続けて「ショウヘイ。この賞は投打両方ではなく、打撃だけの賞で私は嬉しいです」と語り、ベッツ同様にマルティネス氏も5年連続で名前を刻んだ大谷に賛辞を惜しまなかった。
大谷はこの日、リーグMVPとエドガー・マルティネス賞に加え、オールMLBのファーストチームに選出されハンク・アーロン賞も受賞。1日4冠の受賞ラッシュとなった。
(Full-Count編集部)