大谷が“北米史上”で唯一の男に MLBだけでは収まらず…桁違い記録で「他に誰もいない」

MLBだけでなくNBA、NFL、NHLでも達成できなかった領域
ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、2025年のナ・リーグMVPに3年連続4度目、満票で選出された。メジャー8年間で数々の偉業を達成してきたが、これで北米4大スポーツでも史上初という快挙が成し遂げられた。
ドジャース2年目の今季は打者としては打率.282、55本塁打、102打点、OPS1.014をマーク。投手復帰も果たし、14試合で1勝1敗、防御率は2.87だった。ポストシーズンでも単一試合で打者として3本塁打、投手として10奪三振という歴史に残るプレーを見せた。
大谷はメジャーデビューを果たした2018年に新人王に選出。MVPには2021年と、2023年からの3年連続の計4度の受賞に。ドジャースでは昨年に続いて2年連続のワールドシリーズ制覇となった。
これらの活躍について米データ会社「オプタ・スタッツ」は「最初の8シーズンでこのすべてを達成したのは、MLB/NBA/NFL/NHLの歴史上では他に誰もいない」とし、野球以外にもバスケットボール、アメリカンフットボール、アイスホッケーの北米4大プロスポーツリーグでも史上初の快挙であると伝えた。
4度のMVPは、メジャーリーグでも上に残るのは7度受賞したバリー・ボンズの1人だけ。31歳でなお進化を見せる大谷は、野球だけでなくスポーツの歴史そのものを塗り替えようとしている。
(Full-Count編集部)