大谷翔平はWBCに「出場してほしくない」 ド軍指揮官が激白「投げないことがベスト」

ABEMAの「おはようロバーツ」で語る
来春の大舞台へ指揮官の本音が漏れた。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「ABEMA」のインタビュー企画「おはようロバーツ」に出演し、大谷翔平投手らが来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場のするかどうかについて「個人的には出場しないでほしい」と語った。
大谷以外にも、前回2023年のWBCに山本由伸投手と佐々木朗希投手も出場していた。ロバーツ監督は3人の次回大会の出場について「WBCは選手にとっても、各国にとっても非常に重要。彼らが決めることです。彼らが出場することを選択するなら、私たちはサポートします」と語った。
一方で「個人的にはWBCに出場しないでほしいです」と本音を明かした。その理由として「ピッチングに関しては特にそうです。ヨシノブはたくさん投げましたし、ロウキは怪我から復帰したばかり。ショウヘイは怪我から復帰して多くのイニングを投げました。選手を怪我から守るために、2026年シーズンに備えて、ゆっくり休んでもらいたいです」と語った。
来季のチームの目標として「目標はもう1度勝ち、3連覇することです。怪我なく万全な状態でシーズンを迎えて、3連覇を見据えて戦うのです」と強調。「WBCは重要な大会ですが、ドジャースにとっては投げないことがベスト」と、複雑な心境を述べていた。
大谷は13日(日本時間14日)にMVPに選出された後の電話会見で、来春のWBCについて「まだ球団を通してというか、連絡は個人間ではできないので。みんな連絡を待っているところ」とコメントした。ドジャースでは前回大会で米国のエースとして期待されたクレイトン・カーショー投手が出場辞退した過去もあるだけに、大谷らの動向は気になるところだ。
(Full-Count編集部)