17歳が神宮にバックスクリーン弾「打球音が…」 12球団ファン“争奪戦”へ「ウチに来ないか」

7回にバックスクリーン弾…9回も菰田から安打
明治神宮大会は16日、高校生の部の2回戦が行われ、九州国際大付が6-5で山梨学院にサヨナラ勝ちした。まさかの幕切れと同時に神宮が騒然としたのが、牟禮翔(むれ・しょう)外野手の衝撃弾。「エグすぎワロタ」「ウチに来ないか」とプロ野球ファンも注目している。
九州の怪物が全国デビューで力量を発揮した。「1番・中堅」で先発した牟禮は1~2打席は凡退したが、第3打席で四球を選ぶと、第4打席だった。無死走者なしの場面で外角の変化球に泳がされながらも、快音を響かせた。
打球は神宮の昼空を切り裂き、そのままバックスクリーンへ着弾。衝撃の一発に場内はどよめきが起きた。その後チームは逆転を許したが、9回にはプロ注目の菰田陽生投手から左前打を放ち、最後はサヨナラ勝ちを収めた。
やはり別格だったのは高校生とは思えぬバックスクリーン弾だ。「泳ぎながら前捌きでバックスリーン横まで飛ばすか」「打球音がえぐすぎる」「さすがに怪物」との声が上がったほか、「今すぐヤクルトに来ない?」「ホークスで夢を叶えよう」などと“争奪戦”が展開されている。2026年ドラフトでも名前を轟かせるかもしれない。