ドジャース・大谷は「耐えられない!」 大物が癒えぬ傷…“隣への移籍”に明かした胸中

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大のエンゼルスファンのレジー・ミラー氏が明かした胸中

 ドジャースの大谷翔平投手に対し、かつてのNBAスターが複雑な胸中を吐露した。10月28日(日本時間29日)放送の米メディア「NBCスポーツ」の番組「ダン・パトリック・ショー」に出演したNBA殿堂入り選手レジー・ミラー氏が、大谷のエンゼルス移籍とドジャースでの成功について「耐えられない」と率直な感情を語った。

 今季、大谷は3年連続4度目の満票MVPを受賞し、ドジャースのワールドシリーズ連覇に貢献した。一方、ミラー氏は「私にとってエンゼルスはロサンゼルスではなく(旧名称の)カリフォルニア・エンゼルス」と語り、長年のファンとしてエンゼルスに強い愛着を見せた。その上で「どうしてショウヘイが(エンゼルスを)去るのを見送ることができたんだ?」と疑問を呈した。

 さらにミラー氏は「彼はFAだったから、どこにでも行けたのは分かってる。でも、私たちは彼にエンゼルスの共同所有権をあげるべきだった」「ただいなくなるだけじゃなくて、道路の向かい側にあるドジャースに行ったんだ!」と興奮気味に主張。「本当に耐えられない!」と悔しさを滲ませた。

 地元がカリフォルニア州であるミラー氏は、兄ダリル・ミラー氏の影響でエンゼルスファンになったという。「ロサンゼルスでエンゼルスファンであることは、あまり一般的ではない。でも、私はそうなんだ」と明かし、大谷の退団について「どうしてこうなったんだ? 幼稚園児に話すみたいに教えてくれ!」と嘆く場面もあった。

 番組司会のダン・パトリック氏が「彼らは彼にディズニーランドの一部でもあげるべきだったね」と冗談交じりに語ると、ミラー氏は「その通り! 本当にそうするべきだった! 彼が欲しいものはなんでもあげるべきだったよ」と同調。大谷の移籍とドジャースでの成功が、長年のファンにとっていかに衝撃だったかがうかがえる。

(Full-Count編集部)

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