ロッテ酒居が制球乱し7回途中6失点で5敗目 井口監督「乗り越えていかないと」
2回以降は無安打投球と立ち直ったかに見えたが…
■西武 8-3 ロッテ(22日・ZOZOマリン)
ロッテは22日、本拠地で行われた西武戦を3-8で敗れた。先発の酒井知史投手は7回途中6失点で5敗目を喫し、7月1日のソフトバンク戦以来、52日ぶりの白星を逃した。
先発の酒居は初回から制球が定まらず、無死満塁から山川に中犠飛、森には左前タイムリーを浴びあっさり2点を先行された。2回も1死一、二塁と得点圏に走者を置く苦しい投球だったが何とか無失点で切り抜けると3回からは見違えるようなピッチングを見せた。
シンカー気味に落ちるフォークが低めに決まり山川、森、外崎を3者連続三振。4回も先頭・中村をストレートで空振り三振を奪い4者連続三振に仕留めると、味方打線も呼応した。
同点の4回に根元に勝ち越しとなる右前タイムリーが飛び出し、2回以降6回まで無安打投球と力投を見せる酒居に今季3勝目が見え始める。だが、7回に先頭・中村、栗山を連続四球で歩かせ一気に暗転。岡田が送り1死二、三塁で秋山に左中間へ2点タイムリー、源田にも右前適時打を浴び6失点で降板となった。
井口監督は「立ち直って、もう一回踏ん張ろうというところで、四球、四球。100球手前で、色々悩みながらやっているが、そこは乗り越えていかないと」と苦言を呈した。