大谷翔平の参加が中南米に与えた“影響” 1.3万キロ離れた地でも話題「手本になる」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

ドミニカ共和国、ニカラグアの記者も反応…大谷の影響力

 ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、自身のインスタグラムで第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への参加を正式に表明した。2023年大会で世界一に貢献した大谷の決断に対し、中南米のニカラグアメディア「TN8 Nicaragua」のフェルナンド・ラヨ記者は、惑星最高の選手が再び母国のために戦うと強調した。

 大谷は投稿で2023年の大会写真とともに英語メッセージを添え、最後に日本後で「日本を代表して再びプレーできることを嬉しく思います」と記した。さらに2026年大会の写真を添える形で決意を示し、WBC開幕100日前となる節目の日に正式表明した。2023年大会決勝では救援登板し、マイク・トラウト外野手を空振り三振に抑えて優勝を決めていた。

 ラヨ記者は今回の表明に反応し、「ショウヘイ・オオタニは誰もが認めるこの惑星で最高の選手だ。WBCで(母国)日本の為にプレーすることを、その彼がイエスと言ったのだ」と発信。「母国を代表するか戸惑っているMLBのスーパースターにとって手本になるだろう」と述べ、大谷の姿勢が他選手への指標になるとした。

 また、米スポーツ専門局「ESPN」のドミニカ共和国出身のエンリケ・ロハス記者も「ショウヘイ・オオタニはインスタグラムで2026年WBCに参戦する予定だと表明した。日本人選手はこの大会に対して非常に献身的なので驚きはない」と投稿。中南米メディア「El Extrabase」のレイナルド・オリベロス記者も「オオタニは既に2026年WBCに向けて興奮しているようだ。(WBCに)興奮しない人なんているのだろうか?」と記した。

 投稿元は大谷の決断を軸に各国代表への影響にも言及した形となった。連覇を目指す侍ジャパンにとってはもちろん、中南米でも注目される存在であることが改めて示された。WBCの開幕が迫る中、大谷が再び世界の舞台に立つ準備が進んでいるといえる。

(Full-Count編集部)

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