大谷WBC参戦に韓国メディア“降参”「日本戦は諦めるべき」 予期する最悪の結末「断れない」

前回大会で日本の優勝に貢献した侍ジャパン・大谷翔平【写真:ロイター】
前回大会で日本の優勝に貢献した侍ジャパン・大谷翔平【写真:ロイター】

韓国メディアも伝えた「山本と佐々木は自動的に…」

 ドジャースの大谷翔平投手が24日(日本時間25日)、自身のインスタグラムで第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加を正式に表明した。1次ラウンドで激突する韓国のメディアも、続々速報。超大物の参戦に「スポーツ朝鮮」は「日本戦はもう諦めるべきか…」と伝えた。

 大谷は前回大会で二刀流として活躍。決勝戦ではクローザーを務めるなど、驚異的なパフォーマンスで日本代表を世界一に導いた。今季はシーズン中に投手復帰を果たし、ワールドシリーズ第7戦まで戦ったことから、大谷のほか山本由伸投手、佐々木朗希投手の参加については不透明な状況だった。

 11月上旬のGM会議の場でドジャースのゴームズGMは、選手の出場について「これから話し合う」と語るにとどめ、ロバーツ監督は19日に「私が決めることではなく、彼らが決めること。投手としては負担になってしまうが、日本のために、彼らが決めることだと思っている」と話していた。

 日本のファンが歓喜した発表に、“隣国”の韓国は戦々恐々。「スポーツ朝鮮」は「オオタニがこうしてしまったら、山本と佐々木は自動的に出場確定ではないか……。日本はお祭り騒ぎだが、韓国では『日本戦はもう諦めるべきか』という状況になってしまった」と伝えた。

 今後気になるのは、ワールドシリーズMVPの山本、そして佐々木の出場についてだ。同記事では「同じドジャース所属であり日本代表の後輩である山本由伸、佐々木朗希も、出場を断れない状況になってしまった。大谷が出場するのに、自分たちだけ大会参加を断る理由がなくなってしまったからだ。これにより日本代表は、再び歴代最強クラスの戦力でWBC優勝に挑むことができる」と指摘した。

 韓国は前回大会同様、日本代表と1次ラウンドで対戦する。15日、16日に行われた強化試合では1敗1分で、対日本は10連敗中だ。前回大会ではダルビッシュ有投手から先取点を奪うも、課題の投手陣が乱れて逆転負けを喫していた。

「韓国代表にとっては災難のようなニュースだ。もともと勝つのが容易ではない相手なのに、メジャーリーグのスーパースターが総出動するとなれば、戦力差はさらに広がる」。WBCの舞台で、大谷擁する日本代表にリベンジすることはできるか。

(Full-Count編集部)

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