WBC出場の大谷翔平「起用法はわからない」 二刀流&合流時期は未定…決定後に井端監督と電話

報道陣のオンライン取材に応じたドジャース・大谷翔平(画面をスクリーンショット)
報道陣のオンライン取材に応じたドジャース・大谷翔平(画面をスクリーンショット)

報道陣のオンライン取材に応じる

 ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、報道陣のオンライン取材に応じ、来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場について言及した。期待される投打二刀流でのプレーに関しては「起用法についてはまだ分からないというか、コミュニケーションを取らないといけないので」と語った。

 初めて参加した前回大会で優勝を果たしたことで、「今回はある程度スケジュールだったりとか、どういう流れになるかを理解しているので、入りやすさはあるのかなと思います」と話し、二刀流としての準備に関しては「何通りかプランは持っておくべきだと思うので。投げる、投げないに関わらず、投げたパターンと投げないパターンと。また投げたパターンとしても何通りか、投げないパターンとしても何通りかプランを持っておくべきだと思う」。ドジャース球団と相談しながら調整プランを練っていくことを明かした。

 前回大会に続き、WBC出場を決断した理由については「ずっと出たいなとは思ってはいたので。選ばれたいなとも思っていましたし。前回初めて出場して、やっぱり素晴らしい大会でしたし、前回以上に、来年のWBCも素晴らしくなるんじゃないかなと思っているので。選ばれること自体、光栄なことではあるので。楽しみにしたい」と、世界一を決める大会への決意を改めて言葉にした。

 侍ジャパンの指揮を執る井端弘和監督との会話については「正式に決まって電話をした感じですかね」とし、チーム合流時期に関しては「現時点では詳しくはまだこの日だとは決まってはないですね。球団の方からちゃんと許可が出たという感じではあるので。起用法、スケジュールを含めて、これからだと思っています」と現状を伝えた。

 今年31歳となり、前回大会とはチームでの立場も異なってくることが考えられる。オンライン取材では「僕は色々怪我をしちゃいましたけど、やっぱり健康でプレーするのが一番だと思うので。かといって安全に安全に行っていたら、伸びるものも伸びなかったりするとは思うので。どれぐらいギリギリを攻められるかというのが大事なのかなとは思います」と若手選手にメッセージも届けた。

 日本の野球はチェックしていないという。「あまり見ないように。中継とか映像を見ないようにしているので。全く誰が活躍しているとか、正直、分からないですね。今、活躍している選手がどういうレベルの選手なのか。(侍ジャパンでは)自分の想像と、どういうふうに違うのか楽しみではあります」。侍ジャパン合流を心待ちにしているようだ。

(Full-Count編集部)

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