“大谷アンチ”の炎上司会者、繰り返す暴論「ボコボコに」 集中砲火で返り討ち

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

過去にも炎上してきた名物コメンテーター

 炎上司会者がまた独自の論理を展開し、共演者を呆れさせた。ドジャースの大谷翔平投手に対し、過去にも物議を醸す発言を繰り返してきたスポーツジャーナリストのスティーブン・A・スミス氏が、再び大谷を挑発。しかし、共演者からの集中砲火を浴びて“論破”されるという皮肉な展開となった。

 名物テレビコメンテーターとして知られるスミス氏は、米ポッドキャスト番組「Joe and Jada」に出演し、デーブ・ロバーツ監督にインタビューした際の話題を切り出した。ロバーツ監督の「野球史でバリー・ボンズを超える打者はいなかった。でも、(現役選手だと)世界中を見渡してもショウヘイ・オオタニだ。打撃だけでなく、投球をすることも考慮すれば、彼はベーブ・ルースくらいいい選手」という発言を紹介し、「要点は、打者としてベーブ・ルースを上回る選手はいなかったということだ」と独自の解釈で強引にまとめた。さらに、ボンズ氏の方が大谷よりも“格上”であると主張した。

 これには他の出演者から反論の声が続出。だが、スミス氏は「でも去年のワールドシリーズで彼は何もできなかった。そして今年は第7戦にマウンドに立ったけど、3-1になる被弾を許した。彼はボコボコにされた。まあ、疲労があったからね。そしてヒットは打ってたことは言っておく」と、なお持論を展開。大谷を酷評した。

 番組の司会を務めるラッパーのファット・ジョー氏は「その前(のリーグ優勝決定シリーズ)は三振を奪いまくっていた。そして打席に立てば3発を放っていたんだよ」と反論。同じく司会を務めるラッパーのジェイダキス氏も「レジェンド級、そして一生記録に残るような歴史的な試合だったんだ」と呆れた様子だった。ジョー氏はさらに「レジー・ジャクソンは(1977年)ワールドシリーズ(の第6戦)に1試合3発を記録したけど、この男(大谷)はその試合に登板した上に3発を記録しているんだ。10月(ポストシーズン)活躍できていない訳ではない」と追撃を見舞った。

 すると、スミス氏は反論できず、別の話題に変えてしまった。過去にも歯に衣着せぬ発言を繰り返してきたスミス氏は2023年、大谷について「エンゼルス在籍時にチームが勝たなかった上に球場を満員にできなかったので5億ドルの契約に値しない」と独自の論理を展開し、批判が殺到。今年のポストシーズンではドジャースの対戦相手だったブルワーズを「もう終わりだ。君たちはスイープされる」「ほうきを持ってくる」と挑発していた。

(Full-Count編集部)

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