年俸3億円でも…大谷翔平が生み出した「+110億円」 1000億円契約は“超コスパ”

打者としてWAR7.5、投手でWAR1.9をマーク
ドジャース・大谷翔平投手は加入2年目の今季、打者として自己最多55本塁打を放っただけでなく、約2年ぶりに投手としても復帰を果たした。3年連続、自身4度目のMVPを手にし、まさに全盛期を過ごしている。今季の活躍を“お金に換算”すると、7250万ドル(約113億円)に相当するようだ。
3年連続の本塁打王とはならなかったが、OPS1.014はリーグ1位&3年連続の大台を突破した。MLB公式に掲載されているスタッツでは、146得点、長打率.622、OPS、89長打、380塁打、20敬遠、ISO.340の“7冠”を達成した。
また、6月には投手としてマウンドにも帰ってきた。計14試合に先発登板し、47イニングを投げて1勝1敗、防御率2.87、62奪三振。米データサイト「ファングラフス」の勝利貢献度WARは打者として7.5、投手で1.9を記録し、ナ・リーグ1位となった。4度目のMVPも納得と言えるだろう。
同サイトでは、WARをベースに独自の「評価年俸」を算出している。大谷の成績を換算すると、打者では5980万ドル(約93億3000万円)、投手では1540万ドル(約24億円)。計7250万ドルだった。
大谷は2023年オフにドジャースと10年総額7億ドル(当時1014億円)の契約を結んでいるが、異例の後払い契約で年俸は200万ドル(約3億1000万円)。実に“コスパ110億円”という信じがたい結果となった。
(Full-Count編集部)