ロッテ二木が24日オリックス戦に先発 「先のことは見ずに一人、一人」
17日の楽天戦ではプロ初完封を挙げた二木
■ロッテ – オリックス(24日・ZOZOマリン)
ロッテの二木康太投手が、24日のオリックス戦に先発する。リーグ勝ち頭のボルシンガーが登録抹消、さらに石川、涌井の両輪もファームで調整中。楽天戦(17日)でプロ入り初完封を挙げた4年目右腕に掛かる期待は大きい。
今季は不振でファーム暮らしが長く、17日の3勝目も4月30日以来の白星だったが「先輩方に迷惑をかけてきた。きついこの時期に、自分がたくさん投げて、1イニングでも、一人でも、ワンアウトでも多く投げていきたい。自分がいいピッチングをすることが、チームに一番プラスになる」と意気込んだ。
相手は今季3勝5敗と負けが先行しているディクソンだが「相手もいい投手。先制点を与えないようにしたい」と気を引き締めた。技術的には、ファームにいる間、左膝が曲がって、力が逃げていく投球フォームをしっかり修正してきた。
「(完封した)前回はあまりよくなかったので、今週(ブルペンで)そこを意識して練習してきた。しっかり出せればと思う。初回からしっかり抑えて、先のことは見ずに、一人、一人。その結果が9イニング」と2試合連続の完投勝利へ狙いを定めた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)