大谷翔平を巡り…米ファンのリアルな本音 80%超えが感じた“低評価”

「コーディファイ・ベースボール」がアンケ実施…日本時間9日に締め切り
いまや誰もが認める球界の顔となったドジャース・大谷翔平投手。一挙手一投足は日米メディアが注目するほどだが、その裏で敵地球場やSNSなどでは「過大評価」と批判の声も少なくない。果たして“実態”はどうなのか。米メディア「コーディファイ・ベースボール」がアンケートを実施。結果はすでに“圧倒的”なものになっている。
同メディアは6日(日本時間7日)に「ショウヘイ・オオタニは……『過大評価』『過小評価』」の2択のアンケートを自社X(旧ツイッター)で投稿。日本時間8日の午前7時の段階で3800票以上が投じられており、「過大評価」は16.6%、「過小評価」は83.4%となっている。
「誰もが大谷は『ベーブ・ルース2.0』だと言うが、私はルースのほうが『ベータ版のオオタニ』だったのではないかと思い始めています」「他のどのスポーツの最高の選手を見ても、これほど多くの過小評価票を得る選手はいないでしょう」などと、米国ファンからも過小評価との見立てが多数派となっている。その後、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手も同じアンケートが実施されているが、現状は「過大評価:過小評価」の割合は「3:7」という情勢だ。
大谷は2018年からメジャーに移籍し、1年目に投打二刀流の活躍で新人王を受賞した。その後は故障などもあったが、2021年には46本塁打&9勝と二刀流が完全開花して満票でMVPを受賞。2022年には前人未到の投打での「W規定」、2023年はアジア人初の本塁打王を手にし、2度目のMVPに選ばれた。
そして2023年12月にドジャースと10年7億ドル(当時1014億円)のメガディールを結ぶと、「54本塁打&59盗塁」と異次元の活躍を見せ、指名打者では史上初のMVPに選ばれた。そして今季は二刀流が復活。3年連続、歴代単独2位の4度目のMVPを受賞。チームも2年連続でワールドシリーズを制するなど、栄華を極めている。
(Full-Count編集部)