大谷翔平、引退後に毎年105億円 米羨む“隠居生活”…ド軍にまた増えた繰り越し払い

またも注目される“後払い”
2年連続世界一に輝いたドジャースは、今オフも補強の手を緩めない。球界屈指のリリーバーであるエドウィン・ディアス投手を3年6900万ドル(約107億1000万円)の契約で獲得。そのうち1350万ドル(約20億9500万円)が後払いの形となった。最強軍団の巨額投資に、地元メディアも驚いている。
ドジャースでは大谷と10年7億ドル(約1087億円)の契約うち、大部分である6億8000万ドル(約1055億円)を後払いに。他にもフリーマン、ベッツ、スミスなども一部を後払いにする形で、チームが1年間に支払う総額を減らしている。ディアスの契約により、ドジャースの後払い総額は10億ドル(約1552億円)を突破した。
地元メディア「ドジャース・ネーション」のノエル・サンチェス氏は「今全力で資金を注ぎ込んで、支払いは後でいいという精神を極めています」と指摘。もちろん現時点でチームが支払う金額は引く抑えられるが、今後長期にわたってその支払いが続く。選手にとっては退団後も安定した収入を得られることはメリット。退団後に住む州を変えれば節税することもできる。
大谷であれば6億8000万ドル(約1055億円)を2034年から2043年まで分割して受け取る。サンチェス氏は「これはとてもクールなことです。なぜなら彼らはすでに億万長者で、広告収入でも大金を稼いでいます。引退後もドジャースから大金の給料を貰い続けることになります。でも(総額)10億6000万ドルはすごいですよね」と引退後も高収入の選手を羨んでいた。
(Full-Count編集部)