2位に7倍以上…大谷翔平の「1270000」 “球界の顔”の影響力、納得のNo.1の地位

5月10日Dバックス戦の勝ち越し弾後に“バンザイ”
MLB公式X(旧ツイッター)は22日(日本時間23日)、今季のメジャーリーグを彩った印象的なバットフリップ(バット投げ)40選のトップ10を発表した。1位に輝いたのはドジャース・大谷翔平投手。また新たな称号を手にしたが、“注目度”という点では2位に7倍以上の差をつけていた。
1位に輝いたのは、5月9日(同10日)に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦での今季12号だった。8-11と3点ビハインドで迎えた9回、ドジャースが土壇場で同点に追いつき、なおも1死一、二塁の好機で大谷に打席が回った。右腕トンプソンから打球速度113マイル(約181.8キロ)、飛距離426フィート(約129.8メートル)を記録した打球は、一瞬にして右翼スタンドに着弾した。
大谷は打った瞬間に本塁打を確信。打球の行方を見つめながら豪快なバットフリップを披露すると、すぐさま両手を高々と上げる“バンザイポーズ”を見せた。この試合の5回、相手主砲のルルデス・グリエルJr.外野手が満塁本塁打を放った際にバンザイして喜んでおり、大谷なりの“意趣返し”だったのかもしれない。
この日はランキング10位から順に公開された。大谷は“トリ”を飾ったわけだが、26日時点で表示回数は127万回を超えている。一方で2位のピート・クロウ=アームストロング外野手(カブス)は17万1000回、3位のフェルナンド・タティスJr.外野手(パドレス)は15万7000回と、他の選手は多くても10万再生前後。大谷だけ図抜けている。
今や球界の顔として誰もが認める地位に君臨している大谷。バットフリップひとつ取ってもやはり注目度は抜群だった。
(Full-Count編集部)