大谷翔平が与えるNPBへの影響力 長野久義が語る助っ人の変化「活躍して日本の価値を」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

引退の長野氏は来年から巨人の編成本部参与として外国人選手の調査も行う

 ドジャース・大谷翔平投手は、日本へやってくる“助っ人”にも影響を与えていたようだ。こう話したのが、今季限りで現役を引退した巨人・長野久義氏。来年から巨人の編成本部参与として外国人選手の調査も行う41歳は、メジャーの顔となった大谷の影響力を明かした。

 長野氏は現役時代、巨人へやってくる外国人選手を献身的にサポート。巨人在籍4か月足らず、1軍でわずか4試合にしか出場のなかったアドリス・ガルシア外野手(フィリーズ)でさえも感謝するほどだ。そんな長野氏が考える「外国人選手の成功のポイント」は何か。言葉を選びながら、こう話した。

「最近の選手は本当にみんな真面目。やっぱり大谷選手や日本人選手たちがアメリカで活躍して日本の価値を高めてくれているので、今は本当にリスペクトを持って日本球界に来てくれていると思う」

「最近の選手は本当に真面目な選手が多いし、環境に馴染めばみんな活躍できると思う。本当に頑張ってほしいと思ってます」

 1月4日にスタートするTOKYO FMのラジオ番組「SGC presents 長野久義 El Dorado~新・黄金時代~」でパーソナリティを務めることが決まり、都内で初収録に臨んだ。「本当にいろんな方にご指導をいただいて。勉強させてもらって、チームに還元できるように頑張っていきたいと思います。海外の選手を見にいったり、国内の選手を見にいったりとか」。大谷が与える影響力をヒシヒシと感じながら、スカウト業に精を出す。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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