大谷翔平、米「タイム」誌の表紙に抜擢 “2025年の顔”…トランプ大統領、AIとともに

雑誌「タイム」の「The Year in Review 2025」
世界的な権威ある米ニュース雑誌「タイム」は1年を総括する「The Year in Review 2025」の販売を開始した。ドジャース・大谷翔平投手が表紙に抜擢され、“2025年の顔”として取り扱われている。
大谷は2023年12月にドジャースと10年総額7億ドル(当時1014億円)で契約を締結。移籍1年目は前人未到の「54本塁打&59盗塁」を達成し、加入1年目でチームをワールドシリーズ制覇に導いた。そして2年目の今季は、“本来の形”で躍動した。
打っては自己&球団最多と55本塁打をマーク。OPS1.014や146得点などリーグ7冠を達成した。さらに6月には投手としても復帰。計14試合に先発登板し、47イニングを投げて1勝1敗、防御率2.87、62奪三振。勝利貢献WAR(ファングラフス版)は打者として7.5、投手で1.9を記録し、ナ・リーグ1位。自身3年連続4度目のMVPに選ばれた。
ポストシーズン(PS)ではさらに真価を発揮。ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦では、投手として7回途中無失点10奪三振、打席でも史上11人目の1試合3本塁打の大暴れでMVPを受賞した。ワールドシリーズ(WS)では第3戦で4打数4安打2本塁打3打点、4打席連続の申告敬遠を含む9出塁の史上初の偉業。PS全体で打率.265、8本塁打14打点、出塁率.405、OPS1.096。投手としても4登板で2勝1敗、防御率4.43、28奪三振を記録してドジャースの連覇に貢献した。
「タイム」誌の表紙には大谷の他、ドナルド・トランプ米大統領、AI技術などが起用されている。
(Full-Count編集部)