新戦力を抜擢か!?…阪神が抱える2つの課題 “恐怖の8番”の再起に期待、連覇のカギ握る争い

小幡竜平、前川右京はレギュラー定着に向けて“崖っぷち”
2025年の阪神はプロ野球史上最速のリーグ制覇を果たし、他球団に圧倒的な力を見せつけた1年だった。しかし、遊撃と左翼のポジションは固定することができず、レギュラー陣と控え選手の“差”が浮き彫りとなった。球団史上初の連覇を目指す2026年、この2つのポジションに新戦力の加入が決定。激しいレギュラー争いが繰り広げられることは必至だ。
遊撃手として、パイレーツからキャム・ディベイニー内野手を獲得。2025年、3Aでは103試合で打率.266、20本塁打、OPS.846をマークした新助っ人。8月にメジャーデビューを果たし、14試合に出場した。さらに、強肩を生かした守備も持ち味。キャンプ、オープン戦を問題なく過ごすことができれば、開幕からレギュラーで起用されると見込まれる。
その一方、高卒8年目を迎える小幡竜平内野手は正念場の1年となりそうだ。2025年はキャリアハイの89試合に出場し、打率.223、5本塁打、17打点と数字を残したが、他のレギュラー陣に比べると物足りない成績ともいえる。2025年12月には一般女性と入籍を発表。愛妻のためにもポジションを譲るわけにはいかない。
2023年は“恐怖の8番打者”として日本一に貢献した木浪聖也内野手も補強の煽りを受ける1人。2025年は開幕スタメンでスタートするも、6月中旬には2軍降格を経験。72試合に出場し、打率.193と悔しい結果に終わった。レギュラー奪還に向けて、ディベイニーを上回る存在感を見せたい。
左翼にはドラフト1位で入団する右のスラッガー・立石正広内野手(創価大)の起用が見込まれる。だが、高卒5年目を迎える前川右京外野手も負けてはいられない。2025年は2年連続で「6番・左翼」で開幕スタメンを勝ち取るも、5月に不調に陥り2軍へ降格。その後も1軍と2軍を行き来するシーズンとなり、69試合出場で打率.246、1本塁打、15打点に留まった。前川は立石とは同学年。2人がハイレベルな争いを見せれば、チーム力の底上げにもつながるはずだ。
(Full-Count編集部)