ド軍ビシェット獲得へまた“強豪ライバル”出現 敏腕記者が争奪戦を分析…球界唯一の「300」

BジェイズからFAになっているボー・ビシェット【写真:イワモトアキト】
BジェイズからFAになっているボー・ビシェット【写真:イワモトアキト】

2025年は打率.311、18本塁打、94打点を記録

 ブルージェイズからFAとなっているボー・ビシェット内野手の争奪戦が、一気に激化の様相を呈してきた。ドジャースなど複数球団が獲得に乗り出しているとみられていたが、新たに「第6の勢力」としてフィリーズが急浮上。27歳の若きスターを巡り、メジャーの強豪球団が火花を散らしている。

 27歳のビシェットは、2021年には159試合に出場し、191安打を放って最多安打のタイトルを獲得。29本塁打102打点、25盗塁という驚異的な成績を残し、遊撃手としてリーグを代表する存在となった。翌2022年も189安打をマークし、2年連続で最多安打に輝いた。長年遊撃手としてプレーし、故障明けの2025年のワールドシリーズではメジャーの舞台で初めて二塁を守った。

 これまでにドジャース、カブス、ヤンキース、レッドソックスが関心を示していると米メディアで報じられた。ブルージェイズも再契約に柔軟な姿勢を示しているとされ、5球団が争奪戦に加わっていた。

 米ニューヨーク・ポスト紙の敏腕記者、ジョン・ヘイマン氏は4日(日本時間同日)、自身のX(旧ツイッター)を更新し、この熾烈な争奪戦を分析。同氏によれば「フィリーズは関心を示している数ある金満球団の1つだ」と指摘。ビシェットの類まれなる対応力の高さも絶賛した。

 データサイト「ベースボール・サバント」によると、ビシェットの2025年のスタッツは見事な数字を並べている。対速球の打率が.308をマークしただけでなく、変化球に対しても打率.313を記録。球種を問わず安打を量産する圧倒的な打撃センスを見せている。ヘイマン氏は、昨季に「対速球で打率.300を超えたのはビシェットただ1人だ」と強調。チェンジアップやスプリットに対しても同様の成績を残しているとした。

 さらに地元ラジオ局「94 WIP Sportsradio」のアレックス・コル氏も反応。自身のX(旧ツイッター)に「フィリーズはビシェットに接触している。ビシェットは、元ブルージェイズ、現フィリーズベンチコーチ(に就任が噂されている)ドン・マッティングリー氏(元ドジャース監督)と良好な関係を築いている」と投稿。マネーゲームとなった場合に「フィリーズが接戦になったら、決断に影響するだろう」と名コーチの存在が重要になると分析した。

 FA選手としては27歳という若さも、大型契約を予感させる大きな要素だ。昨季はワールドシリーズで二塁を守るなど守備の柔軟性も見せており、3年連続の世界一を目指すドジャースにとっても、喉から手が出るほど欲しいピースであることは間違いない。果たして、球界屈指の好打者はどのユニホームに袖を通すのか。その決断に全米の注目が集まっている。

(Full-Count編集部)

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