MLBで飛び交う札束…14時間で動いた「58000000000」 続々と決まる大物たち、“残るは2人”

タッカーは16日にドジャースと合意報道
カブスからFAとなっていたカイル・タッカー外野手が15日(日本時間16日)、ドジャースとの契約に合意したと米放送局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が報じた。FA市場のナンバーワン選手の行く先が決まった翌日、続々とスター選手の契約が決まった。
米移籍大手メディア「MLBトレード・ルーマーズ」は毎年、FA選手の格付けランキングを発表しており、タッカーは堂々の1位に評価。予想契約は11年4億ドル(約626億円)と報じられていた。なかなか去就が決まらなかったが、複数の米メディアによると4年2億4000万ドル(約381億円)の短期契約で、年平均6000万ドル(約95億1400万円)は大谷翔平投手に次ぐ歴代2位だった。
タッカー合意の衝撃の余韻が残るなか、16日(同17日)にはまたも大物が動いた。ブルージェイズからFAとなったボー・ビシェット内野手がについて、争奪戦に加わっていたメッツと契約合意したと複数の米メディアによって報じられた。「MLBトレード・ルーマーズ」のランキングでは2位に位置づけられていた。
ビシェットを巡ってはこれまでにドジャース、カブス、ヤンキース、レッドソックスら複数球団が関心を示していると伝えられていたが、米「ニューヨーク・ポスト」紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏によると、3年1億2600万ドル(約199億円)の短期契約となった。タッカーの契約合意報道が出てから約14時間後、ビシェットの報道が出たことで、2人が得た金額を足すと約580億円となった。
また、シルバースラッガー賞3回、ゴールドグラブ2回を誇る大型捕手のJT・リアルミュートが3年4500万ドル(約71億円)でフィリーズと再契約を結んだと報じられた。昨季は成績を落とし、「MLBトレード・ルーマーズ」のランキングでは29位にとどまったが、ビシェット争奪戦に敗れたフィリーズがすぐさま巨額契約を提示した形となった。
「MLBトレード・ルーマーズ」のランキング上位10選手のうち、まだ契約が決まっていないのがフランバー・バルデス投手(6位)とコーディ・ベリンジャー外野手(8位)の2人。2019年にドジャースでMVPを獲得したベリンジャーはヤンキースが優位とされ、「ニューヨークポスト」などによると、ヤンキースは5年総額約1億5500万ドル(約246億1000万円)を提示したとされるが、年数面で両陣営の隔たりがあるようだ。
(Full-Count編集部)