大谷への死球に波紋広がる 投手は“故意”否定「絶対違う。内角を攻めただけ」
ファンは報復を疑う「明らかにオオタニを狙っていた」
エンゼルス大谷翔平投手が25日(日本時間26日)の本拠地アストロズ戦で“報復死球合戦”に巻き込まれたことで、波紋が広がっている。サイ・ヤング賞右腕バーランダーから右翼線二塁打と14号2ランを放っていた大谷は、8回の第4打席に腰付近へ死球を受け、警告試合に。9回にはエンゼルスのマグワイアが元DeNAグリエルに死球を当て、退場処分を科せられた。
伏線はあった。アストロズは7回に昨季MVPのアルトゥーべがカウント0-2から99マイル(約159キロ)直球で死球。その後、この日エンゼルスで1番バットが振れていた大谷が初球を当てられた。地元紙「ヒューストン・クロニクル」によれば、当てた張本人のロベルト・オスーナ投手は、試合後に「故意の死球だったのか」と問われると「絶対違う。チームとして彼には内角攻めをしていた。自分も内角を攻めただけ。少し内角に行き過ぎたかもしれない」と故意を否定したという。
それでもツイッター上には、「オスーナは退場にすべきだ。彼は明らかにオオタニを狙っていた」「驚きはなし。オオタニへの死球は明らかに故意」「リベンジなのか? あからさますぎるだろう。オオタニを狙うのはクールじゃないな」など、オスーナの“故意”を疑う声が溢れた。
真相は定かではないが、26日(同27日)のシリーズ最終戦では緊張感が漂う中で代打出場した大谷が空振り三振。今後どんな展開を見せるのか注目だ。
(Full-Count編集部)