主役は“腕組み男”、破壊力抜群の打線形成 悲願の世界一へ…カギは投手陣|メキシコ


前回大会は侍ジャパンに勝利寸前…守護神は昨季38Sのムニョス
前回2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、侍ジャパンをギリギリまで追い詰めたのがメキシコ代表だ。ラテンの熱気とハマった時の破壊力は今回の代表メンバーも同様。ロースターには現役メジャーリーガー19人が並び、優勝候補の一角と言える。その主役は、今回も“腕組み男”だろう。
打線の中心を担うのは、走攻守で高いレベルを誇るランディ・アロサレーナ外野手(マリナーズ)だ。2020年のポストシーズンで新人最多本塁打記録を樹立したスターは、前回大会でも自慢の“腕組みポーズ”が話題を呼んだ。岡本和真内野手(ブルージェイズ)の本塁打性の打球を好捕した後に見せた“ドヤ顔”は今も語り草だ。

大舞台の強さでは、アレハンドロ・カーク捕手(ブルージェイズ)も負けていない。2022年にシルバースラッガー賞を受賞した「打てる捕手」は昨年、自身2度目のオールスター選出。ポストシーズンでも計5発を放ち、ドジャースとのワールドシリーズでは打率.308、2本塁打、OPS.980をマークした。
前回大会で佐々木朗希からHRのルイス・ウリアスは兄と共闘
2022年に35本塁打を放ったロウディ・テレス内野手、前回大会の準決勝で佐々木朗希投手(ドジャース)から一発を放ったルイス・ウリアス内野手と、兄のラモン・ウリアス内野手は今回も共闘する。そして、2年連続のア・リーグ三塁打王であるジャレン・デュラン外野手(レッドソックス)、アレク・トーマス外野手(ダイヤモンドバックス)といったスピードスターも加わり、攻撃のバリエーションは豊富だ。

打線に比べると、投手陣が課題になりそう。メジャー通算77勝のタイワン・ウォーカー投手(フィリーズ)、先発・ブルペンをこなすホセ・ウルキディ投手(パイレーツ)はいるものの、先発陣の層は決して厚いとは言えない。強烈なスライダーと剛速球を武器に、昨季マリナーズで38セーブを挙げたアンドレス・ムニョス投手にどうつなぐかがカギを握る。
プールCは事実上、米国との2強。順当にいけばベスト4進出は狙えるはず。過去大会で越えられなかった“決勝の壁”。爆発力を秘めたメキシコが、歴史を塗り替える可能性は決して低くない。
















(Full-Count編集部)









