大谷翔平のCY賞は「可能性かなり低い」 最大の懸念…見過ごせない事実「忘れないで」

手術後…シーズンを通しては投手として本格復帰
ドジャースの大谷翔平投手がシーズンを通して投手として本格復帰することについて、米メディアの間でサイ・ヤング賞獲得の可能性を巡る議論が起きている。右肘手術からの回復を経てマウンドに戻る二刀流スターに対し、米スポーツ専門メディア「CBSスポーツ」は、現時点での受賞の可能性は決して高くないとの見解を示した。
同メディアのマット・スナイダー記者が14日(日本時間15日)に投稿。「サイ・ヤング賞にショウヘイ・オオタニ? 2026年、ドジャースのスーパースターにとってなぜその見込みが低いか」との見出しで報じている。記事では、大谷がキャンプ中に「(賞を)取れればもちろん素晴らしい」と意欲を示したことに触れつつも、実際の獲得については「その可能性はかなり低いように見える」と述べている。
受賞を阻む最大の要因として挙げられたのが、投球イニング数だ。近年のサイ・ヤング賞投手の多くが180イニング前後を投げているのに対し、「術後の回復を経て初めてのシーズンに67回1/3イニングだったオオタニに、プレーオフについて検討する前にレギュラーシーズン150イニング以上を強いるだろうか。彼がDHのレギュラーであることは忘れないでほしい」と懸念を示している。
ライバルの存在も大きな壁となる。同メディアは、ナ・リーグの最有力候補にパイレーツのポール・スキーンズ投手を挙げた。2025年のスキーンズが記録した187イニング、防御率1.97という圧倒的な数字と比較し、投球イニングに制限がかかる可能性が高い大谷が、投票で上回るのは容易ではないという見方を示している。
大谷がサイ・ヤング賞を争うためには、限られたイニングの中で驚異的な成績を残す必要がある。同メディアは、仮に150イニングにとどまるのであれば「最低200三振を奪って防御率は2点未満である必要があるだろう」と分析した。
スナイダー記者は高いハードルを想定しつつも「実現する可能性はある、もちろんだ」と大谷のポテンシャルを認めてはいる。しかしながら「ただ私はそうなることに賭けない。今年は、だ。彼は次のシーズン(2027年)に175近くにイニング数を増やす前に今季150イニングの範囲に再び増やす必要がある」と締めくくっている。二刀流でのサイ・ヤング賞獲得という快挙は、2026年シーズンにおいては極めて高いハードルになるのだろうか。
(Full-Count編集部)