大谷だけが「特別扱い」「なぜ許されるのか?」 主張と反論の応酬、ルール問題で賛否

「再考する時が来た」制度への純粋な疑問
ドジャース・大谷翔平投手の存在で制定された“二刀流登録”をめぐり、議論が再燃している。MLBでは前年に20イニング以上を投げ、かつ野手または指名打者として20試合以上で先発し各試合3打席以上に立てば「Two-way Player(二刀流選手)」として登録可能。この場合、投手枠13人の制限から除外される。実質的に大谷しか恩恵を受けていない現状に、疑問の声が上がった。
問題提起したのは、米ラジオ局「MLBネットワーク」のアナリストを務め、現役時代はソフトバンクでプレーしたCJ・ニコースキー氏だ。18日(日本時間19日)に自身のX(旧ツイッター)で「『オオタニルール』を再考する時がやってきた。オオタニは通常の先発投手としてローテーションの一角を務めているのに、なぜドジャースは余計に投手を抱えることを許されるのか?」と制度に対して純粋な疑問を投げかけた。
もっとも、ファンの反応は真っ二つに割れた。賛成派からは「他球団も打てる投手を先発起用すれば同じ恩恵を得られる」「適用されるのはオオタニだけではない」との声が上がり、ニコースキー氏も「いい指摘だ。(他球団も適用することは)簡単なことだね」と応じた。一方で「1人の選手のためにルールを変えるべきではない」「特別扱いだ」「ドジャースは抜け穴を使ってブルペンの枚数を増やしている」と否定的な意見も少なくない。
制度は誰にでも開かれているが、現実的に活用できるのがほぼ1人という特殊性が議論を呼ぶ。唯一無二の才能をどう扱うべきか――。その問いは、今後も球界に投げかけられ続けそうだ。
(Full-Count編集部)