侍ジャパン、1次R“最大のライバル”は? 侮れぬ一発勝負…激化する2枠目争いの行方|プールC展望

大谷ら擁する日本が優位も…韓国、豪州、台湾による激しい2枠目争い
3月5日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。東京ドームで開催されるプールCは、大会連覇を狙う野球日本代表「侍ジャパン」が圧倒的な優位に立っている。大谷翔平投手、山本由伸投手(ともにドジャース)という世界的スターを筆頭に、メジャーリーガーは過去最多8人が参加。予選突破は事実上、日本+1枠という状況だ。
日本の最大の強みは、メジャー組と国内組が融合した豪華な陣容だ。大谷や山本をはじめ、鈴木誠也外野手(カブス)、村上宗隆内野手(ホワイトソックス)ら長打力のある打者が並ぶ。前回大会と異なり、大谷は打者に専念する見込みだが、それでも投手陣の充実ぶりは世界最高といっても過言ではない。松井裕樹投手(パドレス)や石井大智投手(阪神)らリリーフ陣が無念の辞退となった点は気がかりではあるものの、前回大会同様に沢村賞の伊藤大海投手(日本ハム)や高橋宏斗投手(中日)らがカバーするか。
日本を追う筆頭は、3月7日に激突する“宿敵”韓国だ。直近3大会は1次ラウンド敗退と低迷しているが、イ・ジョンフ外野手(ジャイアンツ)やキム・ドヨン内野手ら強力な野手陣を擁する。投手陣に故障者が相次ぐ中、大ベテランのリュ・ヒョンジン投手の復帰に加え、デーン・ダニング投手ら韓国系米国人を大量招集した。今回こそはと、強い気持ちを持って東京に乗り込んでくるはずだ。
前回大会で初のベスト8進出を果たし、「コリア・ショック」を起こしたオーストラリアも虎視眈々と上位を狙う。注目は、MLBドラフト全体1位指名を受けた超新星のトラビス・バザーナ内野手だ。全米が認めた規格外の才能が加わり、打線の爆発力を秘めている。また、2024年の「プレミア12」で侍ジャパンを破ったチャイニーズ・タイペイも地力は十分。初戦の日本戦でどのような戦いを見せるか注目される。
ひたむきな姿がファンの心を掴んだチェコも侮れない。遅球で大谷から三振を奪ったオンジェイ・サトリア投手や、剛腕に強いマレク・フルプ外野手ら「二足のわらじ」を履く選手たちが、この3年間でさらに経験を積んだ。日本が頭三つ以上は抜けているものの、一発勝負の国際大会では何が起こるかわからない。東京ドームを舞台に、熾烈なサバイバルマッチが幕を開ける。

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(Full-Count編集部)