「今季最も滑らかなプレー」!? 苦しむド軍守護神、華麗な“背面捕球”で危機脱出
不整脈から復帰後は不調のジャンセン、2失点後に自らの美技でゲームセット
メジャー屈指の守護神として知られるドジャースのケンリー・ジャンセン投手が、28日(日本時間29日)の本拠地レンジャーズ戦で華麗な背面キャッチを見せた。併殺へとつなげる美技をMLB公式インスタグラムも動画付きで紹介しており、ファンからは「今シーズン最も滑らかなプレー」との声もあがっている。
不整脈からの復帰後、らしくない投球が続いているジャンセン。この日は8-2とセーブがつかない場面での登板となったが、1死満塁のピンチを背負うと、グスマンに2点タイムリーを浴びた。
なおも1死一、二塁のピンチ。ここで“ビッグプレー”が飛び出した。秋信守のピッチャー返しはセンターに抜けると思われたが、ジャンセンが背中側にグラブを出して、ワンバウンドでキャッチ。平然とした顔ですぐに二塁へ投げると、ボールは一塁に送られてダブルプレー。8-4でゲームセットとなった。
抜けていればさらに1点を失い、なおもピンチが続いていた。4試合連続失点と苦しむ自分自身を救う美技となった。
MLB公式インスタグラムは「君、洒落てるじゃないか」との文言を添えて動画を公開。場面が場面だっただけに、興奮したファンは多かったようだ。フォロワーからは称賛の声があがっている。
「おぉぉぉぉぉ、なんてことだ」
「ナイスプレー、ケンリー!!!」
「クールだね」
「今シーズン最もなめらかなプレー」
「素晴らしい」
「ジャンセンは現在、認可されたマジシャンなのか?」
「凄くいい」
「あれは最高だね」
この日は1回2失点で防御率は3.09と5月以来の3点台に乗ってしまったが、逆転優勝へ絶対守護神の完全復活は必要不可欠。美技からきっかけをつかみたいところだ。