制球難の原因はイメージと現実の“ズレ” 低学年に最適…真っすぐ踏み出せる「回転投げ」

長坂秀樹さん推奨…制球難解消に効果的な「180度回転投げ」
投球においては、着地足(右投げなら左足)を投げる方向に真っすぐ出すのが基本だ。しかし、真っすぐ出しているつもりでも、実際には左右にブレる小学校低学年の選手は多い。神奈川県藤沢市で野球塾「Perfect Pitch and Swing」を運営する長坂秀樹さんは、改善策として“180度回転投げ”ドリルを推奨している。
やり方はシンプルだ。選手はセットポジションの姿勢を取り、グラブ側の腕を肩と平行に横に伸ばす。次に、右投げなら時計回りに体を180度回転させて投げる。二塁牽制を逆回りで行うイメージだ。ボールを握らずシャドーピッチングのように動作だけでも構わない。
頭は極力動かさないようにして体を回転させる。投げる側の腕も横に伸ばすと、イメージしやすくなるという。右投げなら、伸ばした右腕の指先にグラブをもっていくように回転させてから投げる。「エネルギーを真っすぐ向けるのは、シンプルですけど難しい」と長坂さんは説明する。
多いエラー動作は、着地足が左右にブレてしまうこと。インステップやアウトステップになると制球は安定せず、球速も上がらない。真っすぐ踏み出すことを強く意識づける方法として、地面にラインを引いて行うことを長坂さんは推奨する。投げた後に体が左右に流れないようにすることも重要になる。
このドリルのもう1つの目的は、体の開きを抑えることにある。一度閉じた体を、回転して再び開く動作は、「不自然だということを、体が自然に感じ取ってくれます」。捕手に体を真っすぐ向けて投げられるようになれば、コントロールが安定し、球速も上がる。パフォーマンスは大きく向上するはずだ。
(First-Pitch編集部)
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