「緊張=悪」の誤解が招く“負の連鎖” 過度も過少もNG…本番で力を発揮する習慣付け

試合で自分の力を発揮するために…重要な“緊張との向き合い方”
大事な試合になるほど、選手たちはプレッシャーを感じてしまう。思い通りのプレーができず、悩む子どもや保護者は多いのではないだろうか。日本ハムとヤクルトで計11年間プレーし、現在はスポーツメンタルコーチとしても活動する今浪隆博氏は、パフォーマンス向上に導く緊張との向き合い方を伝えている。
「緊張しない方法ってありますか?」と質問を受けることが多いという今浪氏。緊張を嫌がる人は、過去に緊張してミスした経験があり、「緊張は悪」と思い込んでいると指摘する。しかし、そもそもアスリートには必要なものであり、決して悪いものではない。
まず、「緊張は悪」の考え方を改めることが重要になる。過去を振り返れば、緊張している中でうまくできた経験があるはず。緊張のしすぎは良くない影響を与える一方、しなさすぎても力を発揮できない。適度な緊張感を持つことが必要になる。
緊張のほぐし方は人によって異なる。音楽を聴いたり、ガムを噛んだり、物を食べるといった行為も効果的だという。人それぞれ違うからこそ、自分に合ったルーティンを作ることが大切になる。試合に臨む時などに、この動作を行えば「大丈夫だ」と思える決まり事を用意しておくのだ。
緊張を完全になくそうとするのではなく、「自分の中で絶対大丈夫」と思えるルーティンを確立させる。緊張は必ずしも「悪ではない」ことに気づき、うまく付き合えれば、いざという時でも持っている力を存分に発揮できるはずだ。
(First-Pitch編集部)
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