かつての2桁勝利右腕が新たな戦いの場へ ロッテ唐川「もうちょっと勉強」
8月からリリーフに配置転換「練習をやりすぎず、やらなすぎず」
「先発は週に1回なのでそこに合わせて調整ですが、中継ぎは毎日ゲームがあるので、毎日コンディションを整えながら、練習をやりすぎず、やらなすぎず、ですかね」
ロッテの唐川侑己投手は、8月7日に再昇格後、本来の先発ではなくリリーフを担当している。昨季までプロ通算181試合に登板し、そのうち177試合が先発。最後にリリーフ登板したのは2014年9月7日の楽天戦と、プロ生活のほとんどを先発で過ごしてきた。
チーム事情によりシーズン途中にリリーフへ配置転換となった。先発とブルペンでは調整から異なるという。「先発はゲームの入り方が決まっていますけど、中継ぎはゲーム展開を見ながらなので、そこは今いる中継ぎに聞いたりとかアドバイスをもらったりしています」と、チームメートに話を聞きながら自分に合った調整法を探しているところだ。
ブルペンでの球数についても「中継ぎのピッチャーは、球数が少ない中でマウンドに上がる。僕自身は経験がないので、他の中継ぎピッチャーよりも球数が多くなってしまっている。目安は15球にしているんですけど、そこから多くなってしまうことがある。そこはもうちょっと勉強かな」と明かした。