日ハム栗山監督、2年連続CSへの手応えは? 「不安要素が例年以上に多い」
レギュラーシーズン振り返り「自分の力が足りないことを感じた」
日本ハムの栗山英樹監督が、2015年のレギュラーシーズンを振り返った。
今季は79勝62敗2分けの貯金17。リーグ2位で、2年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。
「数字はものすごく悪いわけではない。思ったより長く感じた。選手たちは一生懸命やってくれた。ただ、もっといい思いをさせてあげることが出来たんじゃないかと思う。監督として4年やりましたけど、自分の力が足りないことを感じた」
昨季限りで稲葉篤紀外野手、金子誠内野手らがチームを去り、チームは大幅に若返った。開幕スタメンの平均年齢は12球団最年少の25.3歳。開幕投手の大谷を含め日本人8人は生え抜きの高卒選手だった。
「若い選手が成長していく中で、何人かは思った以上に伸びていく選手が出ていた。ただ、個々を見れば、もっと成績を残させたかった選手がいる。2/3はそういう選手たち。こちらにも大きな責任がある」
指揮官が話す「2/3」には中田も入る。全143試合で4番に座り、打率2割6分3厘、30本塁打、102打点。本塁打、打点はキャリアハイだったが、指揮官には物足りなかった。