NPBジュニア合格の鍵は守備にあり V2監督が明かす…ポジション別の“必須条件”

中日Jr.を2度の日本一…元監督の湊川誠隆氏が推進した「守備重視」のチーム編成
プロ野球への“登竜門”と称されるNPBジュニアチームのセレクションにおいては、どのような能力が評価されるのだろうか。中日OBで、ドラゴンズジュニアを率いて「NPBジュニアトーナメント」で2度の優勝に導いた湊川誠隆氏は、チームを作る上で打力より守備力を重視したという。
短期決戦を勝ち抜くには、失点を防ぐ堅実なディフェンスが不可欠となる。野球においてセンターラインと呼ばれる二遊間や投手、捕手は重要だ。湊川氏は捕手について「ディフェンス重視ですね」と語り、打力が低くても守備が良ければ試合で起用した。
求められる能力はポジションごとに異なる。扇の要である捕手には元気や声で引っ張る積極性に加え、ワンバウンド投球を止めるブロッキング能力を求めた。投手は球速も大事だが、四球を出さずにストライクをしっかり取れる制球力を重視した。
内野手は、華やかなジャンピングスローなどのファインプレーより、捕球して前にステップし、しっかり投げる基本動作が身に付いているかをチェック。確実にアウトを取れる能力を評価対象とした。外野手は、大人が飛ばすような伸びる打球に対応するため、背走できるかなどを見た。
「ディフェンスだけでいける選手も大事なんですよね」と湊川氏が語るように、打撃には波があるが、堅い守備はチームを救う。基本をおろそかにせず、ポジションの役割を理解して確実な守備動作を身に付けることが、レベルの高いチームで選ばれる選手への近道となる。
今年で22回目の開催となる大会は、「NPBジュニアトーナメント KONAMI CUP 2026」として、12月26日~12月29日に神宮球場とジャイアンツタウンスタジアムで行われる。
(First-Pitch編集部)
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