小学生の打撃に多い「手が支点」 非力でも遠くに飛ばす…“理論的フルスイング”習得術

体が小さくても打球を飛ばせる技術とは(写真はイメージ)
体が小さくても打球を飛ばせる技術とは(写真はイメージ)

野球塾「J-PARK」代表の福原芳之さんが解説…体を支点とした打撃理論

 少年野球の現場では手打ちやドアスイング、ダウンスイングなど、子どもたちのバッティングに関する悩みが尽きない。これらの課題を改善する鍵は、「フルスイング」を理論として学ぶことにある。徳島商やJR四国でプレーし、現在は徳島県の野球塾「J-PARK」で代表を務める福原芳之さんが、体を支点にした打撃理論を解説している。

「闇雲に思い切り振るのがフルスイングではなく、理論がある」と福原さんは語る。「体が支点になって力点、作用点というエネルギーをうまく使うと、強く振らなくてもフルスイングになります」。この仕組みを理解できれば様々な課題が改善されていくと説く。

 手打ちになる選手は、手が支点になることが多い。正しいスイングでは体を支点に、力点となるグリップが力を加える。そして、作用点であるバットのヘッドの遠心力を前に向けていく。体の各パーツのメカニズムを理解し、エネルギーの伝え方を覚えれば、小さな子どもでも打球を遠くに飛ばすことができる。

野球塾「J-PARK」の福原芳之氏【写真:編集部】
野球塾「J-PARK」の福原芳之氏【写真:編集部】

 フィジカルが強くなれば、より強い打球を飛ばすことも可能だが、バットの芯で捉える確率を上げながらスイングを強くしていくことが重要になる。確実性がないと、打率は上がらない。体を支点とした打撃メカニズムを習得することでフルスイングが可能になり、結果的に打率も上がっていく。

 この理論は小さな子どもでも実践可能だ。「小学校1年生くらいの子どももたくさん教えていますけども、小さい子どもでもヒットを打てたといういう声がすごく多い」と福原さん。ただ思い切りバットを振り回すのではなく、体の仕組みを理解してエネルギーの伝え方を覚えることが、打撃上達への確実な一歩となる。

福原芳之さんが講師…小中学生の「手打ち改善」講座、6・22開催!

 First-Pitchと野球育成技術向上プログラム「TURNING POINT」では、6月22日に、福原芳之さんが講師を務めるオンラインイベント「小中学生に多い“手打ち”改善講座」を開催します。バットが遠回りする「ドアスイング」や、打球が弱いなどの悩みの解決策を、福原さんがアドバイス。参加費は無料。詳細は以下のページまで。

【小中学生に多い“手打ち”改善講座・詳細】

https://first-pitch.jp/article/well/batting/20260519/16445/

【参加はTURNING POINTの無料登録から】

https://id.creative2.co.jp/entry

(First-Pitch編集部)

少年野球指導の「今」を知りたい 指導者や保護者に役立つ情報は「First-Pitch」へ

 球速を上げたい、打球を遠くに飛ばしたい……。「Full-Count」のきょうだいサイト「First-Pitch」では、野球少年・少女や指導者・保護者の皆さんが知りたい指導方法や、育成現場の“今”を伝えています。野球の楽しさを覚える入り口として、疑問解決への糸口として、役立つ情報を日々発信します。

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