強い打球が飛ばない原因は「姿勢」? 理想の“90度”を作る「ボールキャッチドリル」

菊池タクトさん推奨…打撃で重要な「前傾姿勢」を作るドリル
バッティングで強い打球を飛ばすには、姿勢も重要になる。地面と垂直の、真っすぐ立った状態だとスイングが横回転になり、開きが早くなったりバットが遠回りしたりする。理想のスイングを作るにはホームベースに対して前傾姿勢を取ることが重要で、メディシンボールを使ったドリルが効果的だという。
米国でコーチングを学び、現在は野球スキルコーチとして幅広く活躍する菊池タクトさんが推奨するドリルでは、重さ2キロくらいのメディシンボールを用いる。2人1組で向かい合い、トスされたメディシンボールをキャッチするというシンプルなドリルに、打撃上達のコツが詰まっている。
キャッチする側は肩幅より広めに足を広げて立ち、向かい合った相手にトスしてもらったメディシンボールを両手でキャッチする。ストライクゾーンの高め、真ん中、低めに投げ分けてもらい、キャッチする瞬間に前傾姿勢を取る。ボールと胸の角度が90度になるのが望ましい。
膝は曲げすぎず、お尻は後方に引いて高い位置を保つ。トスされたボールの高低に合わせて胸の角度を変えてキャッチする。真っすぐ立った状態から、角度を変えて前傾することも重要だ。両肘は外側を向け、軽く曲げた状態で捕る。
慣れてきたら、打撃の動きを加えていく。前傾してキャッチするとともに上体を捕手側に捻る。この動きもできるようになったら、前足(右打者なら左足)のステップ動作も取り入れる。さらにティースタンドも使い、メディシンボールを捕った瞬間にティースタンドに置かれたボールに視線を向ける。最後は実際にバットを握ってボールを打つ。
「最後はヒッティングで、自分の感覚を養うところまで繋げてほしい」と菊池さんは語る。適切な前傾姿勢を取ることで強いスイングが可能になり、鋭い打球を飛ばせるようになる。フォーム固めへ、取り入れたいドリルだ。
(First-Pitch編集部)
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