中学生が1か月で6キロ球速アップ 米国式コーチ推奨…“腰の高速回転”生む片膝スロー

球速アップに直結…着地足の引き込み&軸足側の骨盤を前に出す「片膝立ちスロー」
速い球を投げる上で欠かせないのが、腰を鋭く切る動き。だが、「腰をしっかり回そう」「骨盤の回転速度を上げよう」などと指導されても、体をどう動かすべきか分からない少年野球の選手は多いという。名古屋市で米国式野球アカデミー「Be an Elite」を運営する松本憲明さんは、そんな悩みを抱える選手に「片膝立ちスロー」を推奨している。
球速アップに必要な動作の1つが、ステップした時に着地足の膝を伸ばす「伸展」。この時に着地足側の股関節を後方(二塁方向)に引き込む動きが生まれる。「引き込むと、自然に(右投手なら)右側の骨盤が(前に)出てきて、回旋が速くなります」。着地足を引き込む動きが、腰の高速回転を生む。
動き習得へ、推奨するドリルが「片膝立ちスロー」だ。選手はグラブをつけてボールを持ち、軸足の膝を地面に着けて片足立ちになる。着地足をステップした時の形にし、トップを作ってネットに向かってボールを投げていく。上半身を回し切るようにする。
ポイントはリリースと同時に、着地足の太ももの骨を後方に引くイメージを持つこと。「そうすると股関節が引けて、上半身が(前に)出てきます」。投げ終わりで着地足の太もも裏に張りを感じるはずだ。体が硬いと、このドリルをこなすことは困難。日頃から柔軟性の向上にも努めたい。
このドリルを1か月間続けた結果、球速が5~6キロ上がった中学生もいるという。「それだけ大事な練習になってきます」と松本さんは力を込める。着地足を引き込む動きを習得することで、投球は大きく変わるはずだ。
(First-Pitch編集部)
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