大谷翔平、北海道の地震に「いいニュースを届けられるように頑張りたい」
ホワイトソックス戦にスタメン出場「今日もいいニュースを届けられるように」
エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、新たな靭帯損傷の発覚後、初めて取材に応じ、今季は打者としてシーズン終了まで出場する考えを明かした。靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)に踏み切るかは、ビリー・エプラーGMらと10日(同11日)に話し合い、決断することになりそうだ。また、日本ハムの選手として5年間を過ごした北海道で発生した最大震度7の地震について聞かれると、「なんとかいいニュースを届けられるように頑張りたい」と誓った。
大谷は同日のホワイトソックス戦に「5番・DH」でスタメン出場。日本人メジャー1年目の最多本塁打記録更新となる今季19号が飛び出すか、注目が集まる。
試合前には、新たな靭帯損傷が明らかになってから初めて取材に応じ、いつもどおり爽やかに報道陣に対応した。6日の午前3時8分頃に北海道南西部の胆振地方を震源とする地震があり、厚真町で震度7を観測したが、大谷は「僕もメールをもらったりとか、ニュースでしか見てなかったりするので、そんな中にこういうニュース(靭帯損傷)を届けるのは申し訳ないですけど、なんとか今日もいいニュースを届けられるように頑張りたいですし、試合を頑張りたいし、そういう気持ちで頑張っていきたいなと思っています」と話した。
大谷は、新たな靭帯損傷が発表された直後の5日(同6日)の敵地レンジャーズ戦では2本塁打を含む4安打と圧巻の活躍を見せていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)