“小学生の甲子園”は長曽根と多賀が決勝進出 9度目のVか7年ぶり頂点か…13日に注目の一戦

「第46回全日本学童軟式野球大会」準決勝結果
学童軟式野球の日本一を決める“小学生の甲子園”「高円宮賜杯 第46回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」は12日、愛媛・松山市の坊っちゃんスタジアムで準決勝2試合が行われ、前回王者の長曽根ストロングス(大阪)と、多賀少年野球クラブ(滋賀)が決勝進出を決めた。
通算19回目の出場で史上最多8度の優勝を誇る長曽根ストロングスは、第1試合で東京勢初の頂点を狙う船橋フェニックス(東京第1)と対戦。2点を追う3回に1番・吉見憲真、2番・山田蒼、3番・山瀬晴の3連打に敵失も絡むなど、一挙4点を挙げて逆転。4回には2死二、三塁から山瀬が2ランスクイズを決め、5回にも1点を追加したところで時間制限によりコールドゲームに。7-2で2年連続の決勝進出を決めた。「今日は2ランスクイズ以外はノーサイン。どんどん打っていけという野球をした」(熊田耐樹監督)という攻撃力が光った。
船橋は3回に1番・森下貴斗、2番・大野凌駕の連続二塁打で先手を取ったものの、直後に2つのエラーで渡した流れを取り戻せず。岡本隼人監督は「6、7点取る野球をしてきたが、今日はあと1本が出なかったり悔しい展開になってしまった。それでも、全国ベスト4という限られた選手しか来れないところまで来られたのは立派」と選手たちを称えていた。

9大会連続19回目の出場の多賀少年野球クラブは、第2試合で初出場の南瀬谷ライオンズ(神奈川)と対戦。0-1の4回1死二、三塁から8番・西邑叶惟(かのい)のスクイズで同点とし、さらに9番・宮下朝陽の右中間二塁打で勝ち越し。投げては先発・生川友翔の72球の力投が光り、2-1の接戦を制した。
神奈川県勢初の決勝進出に届かなかった南瀬谷の渡邉記章監督は、「今日は今まで通りの野球ができなかった。選手たちの力を出しきれてやれなかったのは悔しいが、精神的にだいぶ逞しくなってくれた」と、初出場ベスト4の快進撃を演じた選手たちを評価していた。
長曽根が3度目の連覇、通算9度目の優勝を飾るか、それとも多賀が2018、2019年以来となる3度目の頂点に立つか。注目の決勝は13日午前9時から、坊っちゃんスタジアムで行われる。
(高橋幸司 / Koji Takahashi)
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