“中学生の甲子園”決勝カード決定 星稜中が強豪対決制す…相陽クラブは初ファイナルならず

6回に3点適時打を放った星稜中・本山倖太朗【写真:磯田健太郎】
6回に3点適時打を放った星稜中・本山倖太朗【写真:磯田健太郎】

「第43回全日本少年軟式野球大会ENEOSトーナメント」準々決勝結果

 中学軟式野球の日本一を決める“中学生の甲子園”「第43回全日本少年軟式野球大会ENEOSトーナメント」は13日に準決勝2試合が横浜スタジアムで行われ、第1試合は星稜中(石川)が上一色中(東京)に9-0で勝利。第2試合は南星中(沖縄)が相陽クラブ(神奈川)に3-2で勝利した。決勝は14日に同球場で行われる。

 昨年準Vの星稜中と、4年ぶりの優勝を狙う上一色中の強豪対決は、星稜中が好機で勝負強さを見せ大量点を奪った。3回に1番・寺下詢真の適時三塁打などで2点を先制すると、6回には四球での出塁を足掛かりに1死満塁。9番・本山倖太朗が走者一掃の適時三塁打を放ち、その後敵失もあり4点を追加。7回にも4番・向慶士郎らの適時打が飛び出し3点を加点して、強豪対決を制した。

 星稜中・五田祐也監督は「難しい試合でしたが、打線がつながってくれました。痺れるゲームで、選手が大きく成長いい機会になりました」と振り返り、上一色中・西山博城監督は「ベストを出し切ったんですが、星稜さんの方が一枚上だったと感じるゲームでした」と悔しさをにじませた。

 9年ぶり2回目出場の南星中と、初の決勝進出を目指す相陽クラブの一戦は、南星中が接戦を制した。3回に6番・大城幸也の適時打で2点を先制するも、徐々に相陽クラブに追い上げられ6回に同点に追いつかれる。しかし、7回に四死球と敵失で1死満塁とすると、大城幸が四球を選び押し出し。サヨナラ勝ちで決勝進出を決めた。

相陽クラブは初の決勝進出とはならなかった【写真:磯田健太郎】
相陽クラブは初の決勝進出とはならなかった【写真:磯田健太郎】

 南星中・前城弥監督は「神奈川を地元にするチーム相手だったので応援もすごかったんですが、自分たちの応援だと思って頑張ろうと話しました」と、ピンチでマウンドに足を運び、選手たちを勇気づけた。相陽クラブ・内藤博洋監督は「先制されても追いつける確信を持って子どもたちはプレーできていたんですが、2点を追いついても3点目を取りきれなかったのが敗因です」と振り返った。

 星稜中は、決勝で敗れた昨年の雪辱を果たせるか。南星中は、9年前に出場した際にも星稜中に4強で敗れているが、リベンジは成るか。注目の一戦は14日午前8時から予定されている。

(磯田健太郎/Kentaro Isoda)

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