ブ軍逆襲は川崎宗則の“金言“から!? 「何て言ったか分からなかったけど…」
本拠地2連敗後の敵地2連勝で突破に逆王手をかけたブルージェイズ
ア・リーグ東地区覇者のブルージェイズは12日(日本時間13日)、地区シリーズ(5回戦制)第4戦でレンジャーズに8-4で勝利した。本拠地2連敗を喫したが、敵地で2連勝を飾り、2勝2敗のタイに。再び本拠地ロジャース・センターに舞台を移す14日(同15日)の第5戦で、リーグ優勝決定シリーズ進出を目指す。
崖っぷちからの2連勝。この日は、1本塁打を含む4打数2安打2打点と活躍したクリス・コラベロ内野手は、試合後にチーム力での勝利であることを強調。地区シリーズはロースターに入っていないものの、チームに帯同している川崎宗則内野手も、“金言”で連勝に大きく貢献したことを明かしている。地元メディア「スポーツネット」が報じている。
記事では、この試合でのコラベロの活躍ぶりを紹介。2-0で迎えた初回の第1打席でソロ本塁打を放った5番打者は、4-0とリードが広がった3回にもタイムリーツーベースを打ち、勝利に貢献した。
試合後、コラベロが「まだ、この戦いを終わらせる気はない。ここにいる誰もがそうだ。野球をやっていて、こんなに楽しかったことはない。チームの誰も、この戦いを終わらせるつもりはない」と話していたことにも記事では触れている。22年ぶりのポストシーズン(PS)で、いきなり本拠地2連敗と追い込まれたが、緊張感を楽しむ選手たちは逆襲に転じた。
敵地で2連勝。まだ2勝2敗の五分とはいえ、両チームの立場は逆転したと言えるだろう。最後の一戦は、ブルージェイズファンで埋め尽くされるロジャース・センターで行われる。2連敗を喫した時とは、選手たちの精神状態や勢いも違う。突破へプラス材料は多い。