大谷翔平、右肘手術は? ソーシア監督「最終的に決めるのはショウヘイだ」
10日の試合前にエプラーGMらと会談を持った大谷
エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地でのレンジャーズ戦に「4番・DH」でスタメン出場する。右肘靱帯の再損傷が見つかった大谷は10日の試合前に、エプラーGMや医療スタッフと今後の治療方針について話し合いを持った。
医師からはトミー・ジョン手術を勧められている大谷だが、前日の話し合いでは「情報交換と今後のオプションについて」(球団広報)話し合うに止まった。これについて、試合前に取材に応じたマイク・ソーシア監督は「(決断がいつになるかは)分からない。医療スタッフとショウヘイが話し合うことになるが、最終的に決めるのはショウヘイだ。我々は(大谷の決断が)どこへ向かっていくか見極めていく」と、大谷の決断を待つ姿勢だとした。
大谷自身は靱帯の新たな損傷が発覚した後、近々での手術の可能性を否定し「このままシーズンを最後まで自分らしくプレーしたい」と語っている。残り試合の出場について指揮官は「彼が残りのシーズンでDHとして出場していくと決めてくれることを願っている。彼がもし手術をするのが一番の選択肢で、(受けるのは)早い方が良いと考えているなら、そうするのが一番だろう。もしシーズン最後まで打席に立ちたいなら、彼が毎試合出場してくれることを願っている。見ていて楽しいからね」と語った。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)