毎週末のお弁当作りに「完璧を求めないで」 子どもが“自発的に食べる”補食アイデア

毎週の食事準備に悩む野球ママ必見…無理なくできる補食アイデア
週末が近づくたびに、「今週のお弁当や補食は何にしよう……」と頭を悩ませている野球ママも多いのではないでしょうか。気象条件や練習量に合わせて食事の準備をしても、子どもが残して帰ってきてしまうと、つい落ち込んでしまうこともあるかもしれません。手作りや量にこだわりすぎず、子どもの成長を応援するためには、どのような心掛けが大事なのでしょうか。
First-Pitchがお届けするポッドキャスト番組「野球ママへの応援歌」では、栃木の学童野球チーム「田沼アスレチックベースボールクラブ(BBC)」の運営に携わり、栃木県野球連盟の理事を務める金井田厚子さんをゲストに迎え、食事への考え方について教えてもらいました。
少年野球を支える保護者にとって、お弁当や補食の準備は避けて通れない大切な役割のひとつ。しかし、毎週末のことだからこそ、すべてを手作りで完璧にこなそうとすると、どうしても負担が大きくなってしまいます。アスリートフードマイスターの資格を持つ金井田さんは、「市販のカステラやパン、季節の果物なども立派なエネルギー補給です。忙しい日はコンビニの食品を賢く活用するなど、肩の力を抜いて準備することが長続きのコツです」と優しく教えてくれました。
大切なのは「親が完璧な準備をすること」ではなく、「子どもが食に興味を持つこと」。時にはコンビニで買える食べ物に頼りつつ、子どもの好きなものを入れて親の気遣いを伝えるなど、バランスをとることがお互いの心のゆとりにつながります。子どもと一緒に「次の週末は何を持っていこうか」と会話を重ねる時間が、食事に対する前向きな意識を育てていきます。
「なぜ食べることが必要なのか」を伝えることが大切
田沼アスレチックBBCでは、補食タイムが5回も設けられているそうです。「午前中に1回、お昼ご飯、午後に1回、そして練習直後と帰り道の補食で、大体5食になります」と金井田さん。一気に食事を詰め込むのではなく、細かく分ける“分食”にすることで、子どもたちにも胃腸に負担なく栄養を取ることができるのがメリットです。
金井田さんは、「食べることってすごく幸せな時間。そういった時にお母さんの愛情を食べ物から感じ取る子もいると思います」と続けます。補食時間も楽しんでもらうために、練習の合間につまめる一口サイズのパンやおにぎり、ゼリー飲料など、子どもと話し合いながら、こまめに栄養を補給できる工夫を取り入れていきたいもの。補食選びで大切なのは、「みんなが食べているから」ではなく、「うちの子にはこれが合うから(食べたいから)」のマインドです。
さらに金井田さんは、子ども自身に「なぜ食べることが必要なのか」を伝えることが大切だと語ります。「食事を取ることで体が大きくなり、遠くまで打球を飛ばせるようになるよ、といった具体例を交えて話すと、子どもたちも納得しやすくなります。体を動かすためのガソリンとして食事を捉えられるようになると、自発的に食べる行動へと変化していきますよ」とアドバイス。
実際にチームでは、「最終的に6年生を終えた時に、どんなものを食べたらパフォーマンスが良くなるか、体が動きやすいか、自分はどれくらい食べられるのか、そういったことを選手自身で感じ取ってもらえる意識を持つこと」を目標にしているそうです。
練習途中で足りなくならないよう、少し多めに食べ物を持たせ、もし残して帰ってきても「自分で食べる量を考えた結果」として温かく受け止めることも大切、と金井田さん。保護者が色々と一人で抱え込まず、子どもと「今週は何を食べたい?」などのコミュニケーションをとり、一緒に成長していく姿勢を持つことで、毎週末のサポートへの見方が少し変わってくるかもしれません。
◇ポッドキャスト番組「野球ママへの応援歌」は各種音声リスニングサービスでお聞きいただけます。
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(First-Pitch編集部)
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