大谷、快足で驚愕の中前二塁打 MLB平均を大幅に上回る秒速8.8Mで二塁陥落
中堅手が打球を前にこぼす間に二塁へ到達
エンゼルスの大谷翔平投手が13日(日本時間14日)、本拠地マリナーズ戦で驚愕のセンター前二塁打を放った。瞬く間に二塁ベースを陥れた快足は、秒速28.9フィート(約8.8メートル)を計測。「翔平」の名前に相応しく、“翔る(かける)”ような走りで敗戦の中にも見せ場を作った。
1-8の9回無死二塁で迎えた第4打席。3番手ブラッドフォードと対峙した大谷は、2ストライクから3球目スライダーを強振。勢いよく飛び出したライナー性の打球はセンターへ向かった。マリナーズ中堅手エレディアは飛び込んで捕球を試みたが、わずかに届かず。打球を前にこぼす間に、大谷は快足を飛ばして二塁に到達。まさかのセンター前二塁打を記録した。
MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」を担当するデービッド・アドラー記者は自身のツイッターを更新。「大谷のハッスルダブル(二塁打)のスプリントタイムは秒速28.9フィート。MLB平均27フィート(約8.2メートル)を大きく上回る」と伝えた。
第3打席までは無安打だった大谷だが、第4打席に見せ場を作り、2戦連続ヒットを記録。9月は出場9戦のうち8戦で安打を記録するなど、好調をキープしている。
(Full-Count編集部)