大谷の能力にMLB公式サイトが太鼓判 「将来性ある新人ランキング」で選出
1位はアクーニャJr.、2位にはソトがランクイン
ベーブ・ルース以来100年ぶりの二刀流選手として大きな注目を集めるエンゼルス大谷翔平投手。右肘靱帯を損傷し、今季残りは打者に専念することになったが、メジャー1年目で見せた投打の才能は誰もが認めるところだ。今季は大谷の他にも数多くの才能ある新人選手が登場。そこでMLB公式サイトでは「将来性ある新人ランキング」と題した特集を組み、その中で大谷は3位にランクインした。
堂々の1位に輝いたのは、ブレーブスで大活躍の20歳の外野手、ロナルド・アクーニャJr.だ。今季ここまで98試合に出場し、打率.292、25本塁打、55打点、14盗塁の成績。スピードとパワーを兼ね備え、守備でもスーパープレーで魅せる。弱冠20歳であることを考えると、まだまだ伸びしろは多そうだ。
2位となったのは、ナショナルズの19歳外野手、フアン・ソトだった。ソトは104試合に出場し、打率.305、20本塁打、64打点、5盗塁と、アクーニャJr.のNO1好敵手とも言える存在。寸評では、ソトの方が「長打力に優れた生粋の打者」であり、アクーニャJr.の方が「パワー、スピード、守備の貢献度で上回るため」1位選出となったという。
この2選手に続く3位となった大谷だが、寸評では今後トミー・ジョン手術が必要になるであろう可能性を指摘。だが、「ベーブ・ルースと並ぶ20本塁打、50投球回を同一シーズンに達成した唯一の選手」であり、「OPSは全新人トップの.957で、奪三振率は11.0」だと、“投打”にわたる優秀さを称えた。
4位以下にはグレイバー・トーレス(ヤンキース)、ウォーカー・ビューラー(ドジャース)、ジャック・フラハティ(カージナルス)らが名を連ねた。一過性の注目を浴びるだけではなく、息の長い選手になれると周囲から評価されることは、選手にとって光栄なことだろう。来季以降もその評価を上回るようなパフォーマンスを見せつけたい。
(Full-Count編集部)