大谷翔平、8月1日以降の打率.343はリーグトップ MVP候補を上回る数値
最近14試合では打率.360&5本塁打、試合前のメディアインフォメーションで球団が公表
エンゼルスの大谷翔平投手は新たな右肘靭帯損傷が見つかってから打者として活躍中。ア・リーグ新人王の有力候補にも浮上しているが、8月1日以降はア・リーグトップの打率を叩き出している。
エンゼルスは、大谷が「5番・DH」で13試合連続スタメン出場する18日(日本時間19日)の敵地アスレチックス戦前にメディアインフォメーションを公開。そこで指名打者・オオタニの圧巻の活躍の数々を紹介しており、8月1日以降の成績で大谷がア・リーグ最高打率を叩き出していると伝えている。
8月1日以降、100打席以上に立っている打者の中で大谷は1位。121打席で105打数36安打の打率.343をマークしている。2位は今季MVP候補とされるレッドソックスのJ・D・マルティネス外野手で、170打席で147打数50安打の打率.340。3位はインディアンスのマイケル・ブラントリー外野手で、161打席で139打数47安打の打率.338となっている。
さらに、ゲームインフォメーションではここ最近の「打者・大谷」の覚醒ぶりについても紹介。過去14試合で、大谷は打率.360、14得点、3二塁打、1三塁打、5本塁打、3盗塁、12打点と、攻撃面の全てで好成績を叩き出している。
大谷は今季、「1試合2本塁打、1盗塁」を複数回達成したMLB唯一の選手に。そして、エンゼルスでは2000年のティム・サーモン以来となるシーズン2度のア・リーグ週間最優秀選手受賞、MLB史上初となる「20本塁打以上、50奪三振」を同時に達成した選手になったという偉業についても、球団は記している。
後半戦に圧巻の活躍を見せる大谷。メジャーファンの記憶のみならず、メジャー史の記録にも刻まれるようなセンセーションを巻き起こしている。
(Full-Count編集部)